大建協ら「土木工事の創意・工夫、改善事例講習会」開催
土木委員会では、会員各社から募った、土木工事における新工法・新技術やコンクリート構造物における品 質管理上の工夫・改善の事例を、先頃、「土木工事における施工の創意・工夫・改善事例集」としてまとめ 発刊、今回の講習会は、その事例集に収められた事例の中から、実際の工事担当者による解説を行ったも の。 講習会では、初めに主催者を代表して松井委員長が挨拶。松井委員長は事例集の発刊について、「総合評価 方式の導入などで技術や生産性の向上、施工の合理化が求められる中、企業経営を維持するためにも施工で の創意工夫、改善が重要となっている」とし、「事例紹介により現場での施工改善、工夫のヒントになれ ば」と講習会の成果に期待を寄せた。 この後、近畿地方整備局企画部技術管理課の」宮川久・課長補佐による基調講演「コンクリート施工の品質 管理について」に続き、 ▽トンネル覆工養生システム(西松建設関西支店) ▽輻輳する埋設物下でのハーモニカ工法の施工(大成建設関西支店) ▽リフレッシュシャワー工法(鴻池組大阪本店) ▽鉛直打継目の処理(大林組本店) ▽流動化コンクリートの天端高さ管理(三井住友建設大阪支店) ▽橋梁床版コンクリートのひび割れ発生抑制(鴻池組大阪本店)の各事例紹介が行われた。
2008年03月24日
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