コーナン建設　定年再雇用制度を導入

 65歳まで希望者を受け入れ  コーナン建設（原眞一社長）では、今年度より定年再雇用制度を導入する。経験者の知識と豊富な経験を活 用するとともに、中高年層社員へのモチベーションを高めるのが狙い。同社ではこれまで、60歳定年制とし ていたが、専門的職能を有し、勤労意欲のある社員を65歳まで何らかの形で雇用して戦力として活用するた め、定年制を改めて再雇用制度を導入したもの。 再雇用にあたっては、60歳を迎えた時点に本人の意思を確認し、勤務を希望する社員全てを再雇用する。再 雇用後は、期待される役割に応じて等級ランク付けを行うとともに、業績評価制度も適用する。また、本人 の希望に応じ、特定の専門職種に限定した常勤か非常勤とする選択も可能としている。 制度導入について同社では、ベテランの知識と実績、経験に基づく智恵の活用と継承を図るとともに、中高 年層社員の将来設計への見通しが明るくなり、これによりモチベーションが高まり、業務への集中が一層強 まることを期待している。

2008年04月04日