5団体関西火薬類優良事業場表彰 大林JVとハザマJV
次いで挨拶に立った國井支部長は、「火薬類の事故は減少しているが事故が起きれば社会的影響は大きく、 支部としても管理の指導を徹底していかねばならない」とし、受賞現場についてはいずれも管理体制が素晴 らしく、今後もその努力を続けてほしい」と述べ、岡田部会長も、「今後は消費量も増えてくるが、今まで 以上に自主管理を進め、無災害で工事を終えてほしい」と、今後の取り組みに期待を寄せた。 これに対して、受賞者を代表して大林JVの林下敏則所長が、「我々の社会的責務としてその重要性を認識 し、作業所一丸となって災害防止に務め、今回の受賞を糧とし、今後も安全管理水準の向上を図り、安全確 保と環境保全に務めていく」と謝辞を述べるとともに、今後の決意を語った。 大林JVでは、近畿地方整備局発注の石ぐれ峠道路石ぐれトンネル工事を担当。延長4,157mのトンネルをN ATM工法で掘進。間JVの船越トンネルは、兵庫県発注の全長5.3?の地域高規格道路(国道178号)の一 部延長844.5mをNATM工法で、それぞれ実施しているもの。 両事業場とも共通して、火薬類管理に関して所長方針が確立され、事業場全体に周知徹底されていることが 高く評価された。また、保管管理はじめ作業においても自主的な取り組みや創意工夫がなされており、いず れも「他の模範となる」とされた。
2008年04月22日
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