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兵庫県阪神南広域防災拠点 備蓄倉庫など復旧活動を支援27日に竣工式

兵庫県が、西宮市で整備を進めていた「兵庫県阪神南広域防災拠点」がこの ほど竣工し、27日に竣工式典が開催される。阪神・淡路大震災の教訓を踏ま え、災害時の救援や復旧活動拠点として計画されたもので、延床面積300mの 備蓄倉庫はじめ、荷捌場やヘリ臨時着陸場などを備え、平時は公園・運動場 として使用される。
兵庫県では、災害発生時の救援・救護、復旧活動等の拠点として、被災者用物資等の備蓄や救援物資の集 積・配送、活動要員の宿泊など各機能を有する広域防災拠点(ブロック拠点)を計画的に配置しており、今 回の拠点は6カ所目のもの。防災拠点は、西宮市甲子園浜の今津浜公園地内に、救援物資保管場所はじめ、 宿営場や車両待機スペース、荷捌場、ヘリ臨時着陸場などを合わせた6万1,000mで、このうち備蓄倉庫は、 RC造1階延床面積300?の規模で建設された。 倉庫には、食料としてα米1万8,000食、毛布1万1,880枚、ブルーシートなどの被災者用物資、災害救助用ボ ートやフォークリフト、衛星携帯電話、トランシーバーなどの救助用と拠点用の資材を備蓄するほか、フェ ニックス防災システム端末等を備えている。 また、これら防災拠点の機能に加え、大阪湾に面しているところから、海上と空路からの救援物資の集積・ 配送機能を有し、特に荷捌場は耐震強化岸壁を整備している。なお、平時には港湾緑地としての運動場や今 津浜公園として開放される。 工事は、2006年7月から造成工事を開始、備蓄倉庫は同10月に着工した。設計は県土整備部営繕課、施工は 平塚工務店が担当した。
2008年04月25日
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