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京都市、白川放水路完成 流域の治水安全性向上

京都市が、今出川(川端通から白川通間)の地下に白川本川のバイパス河川として整備を進めていた白川放 水路の今出川分水路区間(鴨川荒神橋上流から白川西田橋上流、延長 2,633m)がこのほど完成した。 白川は比叡山にその源をもち、京都市の北白川地域を西南に流れ、岡崎で琵琶湖疎水と合流し、鴨川に流入 している一級河川。しかし、これまでの白川本川の疎通能力は小さく、過去には水害等の災害を引き起こし てた。このため市では1987年度から今出川通(川端通から白川間)の地下に白川本川のバイパス河川として 白川放水路の整備に着手し、このほど白川放水路の今出川分水路区間が完成したもの。完成したのは鴨川荒 神橋上流から白川西田橋上流(事業区間=左京区吉田河原町から同区銀閣寺前町)の延長2,633m(幅4.0m ×高さ3.4、mから幅5.4m×高さ3.3m×2連)で事業費は約91億円。 同区間の完成により、今後、大雨等で白川本川が増水した際には、自動的に同バイパス河川へ分水され、白 川下流域の治水安全性が飛躍的に向上することになる。

2008年05月14日
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