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東山区北部小中一貫校校舎建設 京都市のデザインビルド総合評価一般入札

 参加申請は23日まで16日に見学会  京都市では、「京都市立東山区北部小学校(仮称)及び京都市立東山区北部 中学校(仮称)第一校舎新築工事」の入札を公告した。東山区の小中学校の 統合により新設される小中一貫校での校舎を建設するもので、基本設計先行 型デザインビルドにより設計施工一括発注による総合評価一般競争入札(W TOルール)で実施する。参加申請は23日まで受付、9月に落札者を決定す る。なお、19日に現場見学会を開催する。 この工事は、東山区北部の白川・新道・六原・清水・東山の5つの小学校 と、洛東・弥栄の二中学の統合により新設される小中一貫校の新校舎を整備 するもの。基本計画の策定にあたっては、「小中一貫校新設検討協議会」で 外観デザイン等を検討し、7校のPTAや教員による「新校舎建設ワークシ ョップ」で、教室等のレイアウトを検討してきた。計画では、京都市東山区 六波羅裏門東入多聞町155の洛東中学校の敷地約1万2,700?と、同区松原通 大和大路東入2丁目轆轤町82の六原小校敷地約5,400?に、それぞれ新校舎を 建設。洛東中敷地には、RC造地下2階地上3階建て、延床面積約1万4,100 ?を、六原小敷地には、RC造3階一部4階建て、延床面積約2,400?を整備 するもの。
このうち、洛東中学校内に建設する新校舎を先行整備することとし今回、基本設計先行型デザインビルド方 式で入札を実施する。工事概要は、RC造地下2階地上3階建て、延床面積約1万4,100?、建築面積約 3,800?で、工期は2011年2月28日まで。基本設計は松田平田設計が担当。 新校舎は、小学1年生から中学3年生までの九学年の教室を全て南面採光として配置した「逆コの字型」形 状とし、地階には体育館や武道場、ランチルームなどを集約。また、外観は新景観政策を踏まえ、入母屋造 の瓦屋根を配し、細い桟のある窓や白壁等の意匠を取り入れた落ち着きと風格のある和風の外観で、校舎周 辺には庇を巡らし、建物を水平に分節することで周辺の街並みと調和を図るなど、東山らしい外観とした。 工事は、3者で構成する特定建設工事共同企業体による共同施工方式によるもの。JVの参加資格は、経営 事項審査建築一式工事の総合評定値950点以上で、出資率20%以上。また、1993年度以降に延床面積8,500? 以上のRC造かSRC造の学校、庁舎、事務所、病院、福祉施設、商業施設の新改築又は増築工事を、代表 者は元請(JVでは出資比率20%以上)として完成させた施工実績を、代表者又は当該工事協力会は実施設 計を履行した実績を、それぞれ有することとしている。 入札参加資格確認申請書は23日まで持参又は郵送で受付、8月8日に技術資料等を提出し、9月10日から 12日に入札書を受付、9月16日に開札を行い、翌17日に入札結果を公表する。入札参加確認申請書の交付 は、理財局財務部調度課工事契約担当(電話075-222-3313)まで。 なお、現場見学会は19日13時30分から。問合せは教育委員会事務局総務部教育環境整備室学校統合担当(電 話075-222-3796)まで。 整備スケジュールは、今年8月に洛東中学校を移転し、9月から2009年2月に既存校舎の解体撤去を実施、 同12月から実施設計と建設工事に着手し、2011年4月の開校を予定している。また、六原小学校敷地での工 事は、2011年4月以降を予定している。
2008年06月13日
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