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委託先選定で提案コンペ 大阪府幹線道路沿道まちづくり調査業務(その2)

 5日に説明会、参加表明は11日まで  大阪府では、第2京阪道路の沿道地域でのまちづくりを促進するため、「幹線道路沿道まちづくり調査業務 (その二)受託者選定競技」を実施する。土地利用構想案の作成や実現のための条件整理、企業誘致の課題 への対応を検討する調査業務の委託先を選定するもので、5日に説明会を開催、11日までに参加表明を受け 付ける。選定結果は8月下旬に発表する。 この調査は、幹線道路沿道の乱開発を防止し、住民等による計画的なまちづくりを促進するため、2009年度 末に許容開始する第2京阪道路沿道を対象に実施するもの。昨年には、企業に対し用地取得の興味の有無や 進出時期、必要とする面積等について調査を実施している。 対象となるのは、第2京阪道路沿道地区となる、門真市、寝屋川市、四條畷市、交野市、枚方市に係る市街 化調整区域八地区の約160ha。今回は、昨年の調査結果を踏まえ、 土地利用者等に対して土地利用に関する調査を行う。 業務内容は、?土地利用構想案の作成と実現のための条件整理(3市4地区約120ha)?企業を誘致する際の 課題に対して考えられる対応についての検討(五市八地区約16ha)?報告書作成(前同)。業務委託料は300 万円の範囲内としている。 このうち?業務は、前回調査で把握した企業の土地利用に関するニーズと各市から情報を受けた土地所有者 等の土地利用活用や農地保全等に関するニーズ等の諸条件を踏まえ、考えられる土地利用構想案(ゾーニン グ図)を作成し、その構想案を土地区画整理事業により実現するため、減歩率や土地単価、課題等の条件整 理を行う。 ?業務では、土地所有者等が今後のまちづくりを実施し、企業を誘致する際に考えられる課題である、土地 単価や利用時期、操業若しくは住環境の確保などについて、他地域における開発事例の収集と事例から考え られる効果(事業費の低廉化、事業期間の短縮等)についを検討した上で、?として前回調査の成果と合わ せた報告書をまとめる。 応募資格は、大阪府の入札参加資格を有する単独企業かグループとし、企業誘致を目的とした土地区画整理 事業等の開発で、土地利用構想や事業手法の検討を行った実績など、まちづくり関係業務に精通していると 認められる者など。5日に説明会を開き、質疑応答を行い、説明会参加者は11日までに参加表明書を提出。 技術提案書の提出は22日に持参のこと。その後、提案書提出者に対するヒアリングを27日に実施する。選定 は、住宅まちづくり部建設コンサルタント業務等受託者選定審査会市街地整備部会が行い、今月下旬に最優 先交渉権者と次点交渉権者を選定する。 なお、説明会は府庁新分館1号館2階会議室で14時から開催する。問合せは、住宅まちづくり部市街地整 備課計画調整グループ(電話06−6944−7678)。募集要項は市街地整備課ホームページに掲載。 昨年の調査では、土地取得に興味があるとされたのは小売業が全体の46.4%でトップ、次いで製造業 31.9・%、運輸業21.7%となった。取得方法は、製造・運輸業が購入を希望、小売業は借地希望が大半を占 め、購入価格は坪当たり製造業25万円から36万円、運輸業22万円から33万円。取得条件では、「広い道路へ の接続」が各業種とも重視しており、取得時期は小売業が「いつでも良い」としたほか、進出に興味のある 地区では、門真市北島が最も多かった。 市街地整備課 http://www.pref.osaka.jp/toshiseibi/index.htm

2008年08月01日
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