ＣＭ協会関西 第26回定例会開く

日本コンストラクション・マネジメント協会関西支部（岡廣樹支部長）は14日、「第26回関西支部定例会」 を大阪市中央区の（株）竹中工務店大阪本店で開催した。会員ら約40人が参加した今回の定例会では「南相 馬市新図書館建設に伴うＣＭ業務のついて」をテーマに講演会とＱ＆Ａ会が行われた。 講演会では（株）ＮＴＴファシリティーズ建築業本部の塩田克彦・ＣＭ部担当部長ろ所圭介ＣＭ部主査を講 師に、国土交通省が2007年度、ＣＭ方式導入促進に向けた調査検討の一環として選定した３件のＣＭ方式モ デルプロジェクトのうちの１つ、福島県南相馬市の新図書館建設事業におけるＣＭ会社の選定方法、現状や 今後などについて詳しく説明が加えられた。 南相馬市新図書館建設プロジェクトでは、コストコウゾ王の透明化と地元建設の振興を狙ったモデルプロジ ェクトとしてコストオン方式を採用、今年２月に建築、電気設備、機械設備び各施工業者が決定した。工期 は2008年３月から2009年８月の予定。 定例会では講演会に引き続き、塩田氏、所氏、同支部の郡明雄幹事（ＫＨプランニング（株）代表取締 役）、山本隆彦幹事（（株）松村組生産管理課長）によるＱ＆Ａ会が行われ、活発な質疑応答が展開され た。

2008年11月21日