大阪駅北地区2期開発「都市機能」など議論
大阪駅北地区2期開発の実現に向け、開発全体を先導する都市空間形成推進の指針となる「2期開発ビジョ ン」を検討する「大阪駅北地区2期開発ビジョン企画委員会(委員長=西尾章治郎・大阪大学副学長)」の 第4回会議が20日、大阪市北区のリーガロイヤルホテルNCBで開催された。会議では2期開発ビジョン検 討について中間報告や都市機能ビジョンの実現に向けた空間の考え方について議論が進んだ。 まず、都市機能ビジョンについてでは、環境をテーマとしたナレッジキャピタルの具体化にあたり、人材交 流・育成を核に、関西に集積した技術や知恵を活かし、イノベーションやコラボレーションによって発展さ せ環境の産業化を図る「環境ナレッジ」と、多彩な人々の来訪と共感を促進する場を形成し都市のブランド 価値を市民や企業の参加・協働で向上させる「実証フィールド」とで構成される公民協働の「推進主体・機 能」により都市機能ビジョンを実現していくこととなった。 また、空間の考え方については「まちづくりの基本計画の土地利用ゾーニングを基に、先行開発区域と連携 し各ゾーンの立地特性を活かした土地利用を図る」「大阪駅前にふさわしい民間開発を主体とした高度な土 地利用を」「管理が行き届き、有効に使われる緑の空間を作りだす」などの意見交換がなされた。
2008年11月28日
2008年11月28日
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