第10回関西建築家大賞 16日から応募受付

（社）日本建築家協会近畿支部（吉羽逸郎支部長）では、第10回「関西建築家大賞」の応募作品を16日から 受け付ける。今回は、坂本一成氏（東京工業大学建築学科教授）を審査員に９月に受賞者を決定する。応募 期間は５月29日まで。この賞は、建築家が果たす歴史的文化の継承や自然環境保護、安全で快適な環境づく りなど、幸福な社会文化の形成に寄与する機能をいっそう明確なものとするため、長期にわたり機能的造形 的デザインの力量を実現した建築設計の実績による、その優れた建築活動を頭彰するもので、調査は唯一人 の審査建築家の価値観のよって行われる。 応募資格はＪＩＡ正会員で、作品は1999年１月から2008年12月末までに近畿支部地域内（２府４県）におい て完成した建築２点が対象。審査では、書類審査ち現地審査を行い、受賞者１名を決定する。なお。該当者 がいない場合は、これに準ずる受賞を行うことがあるとしている。 審査結果は支部会報誌、新聞や雑誌等に公表。表彰イベントは、10月１日から４日まで開催よていのＪＩＡ 全国大会京都において行う。受賞者には賞状と賞牌（陶芸家・鯉江良二氏の作品）、副賞として10万円が贈 られる。 応募希望者は、事務局までＦＡＸかメールで応募書類を請求すること。登録費１万円。なお、会員外の応募 希望者は、応募締切までに会員資格を取得することとしている。 審査建築家の坂本氏は、東京工業大学建築学学科卒業後、同大大学院博士課程を経て、武蔵野美術大学と東 京工業大学建築学科で助教授を務め、91年から教授に。これまでに日本建築学会賞作品賞や野村藤吾賞など を受賞している。 応募先・問い合わせはＪＩＡ近畿支部建築賞分科会（事務局）まで。電話06−6229−3371。ＦＡＸ06−6229- 3374。

2009年03月09日