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パビリオンに伐採の竹活用 水都大阪2009「水辺の文化座」

8月22日から開催の水都大阪2009で、プロデューサーの北川フラム志(アートディレクター)や建築家の芦 澤竜一氏、アーティストらが15日、大阪市北区の市立東洋陶磁美術館で、メイン会場の「水辺の文化座」に ついて詳細説明を行った。この席で仮設建築物設計をしている芦澤氏は「竹を活用したパビリオンをつくり たい。竹は日本人にとって身近なもの。しかし、いま竹材の環境破壊が起こっている。自然の生態系を回復 するためにも、伐採される竹の使い方を工夫・提案した水辺空間を創出したい」と強調した。芦澤氏は、早 稲田大学理工学部建築課卒業後、安藤忠雄建築事務所を経て、芦澤竜一建築設計事務所を設立。国内外でプ ロダクト、インテリア、建築からランドスケープまで幅広いジャンルで活躍している若手建築家。 水辺の文化座のコンセプトは「水辺で楽しむ、水辺を楽しむ」。中之島公園をキャンドルや灯明などにより 「光の浮島」「夢ち灯りのアイランド」へ変貌させる。北川氏は「アートと市民参加を中心に、そのエネル ギーを媒介しながら大阪がもっている大きな可能性を引き出したい。水辺の文化座には100を超えるアーチス トが集結する。 人間の感情で人間を見てみる。52日間で市民500万人を集めるのが目標。ぜひ多くの方に参加してもらいた い」と語っている。

2009年05月25日
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