約1,200人が淀川の真下体感、トンネルウォーク開催

今回、トンネルウォークが催された区間は、佐藤・五洋・東急・ハンシンJVが施工の豊里駅(2工区)から 三井住友・地崎JVが建設する太子橋今市駅(7工区)に至る延長1.6?。この区間を含めて8号線のトンネ ルは、断面を在来地下鉄の約60%小さくでき、掘削土量も少ないなど、施工性の向上が大きな特徴。 参加者は1班60人程の班に分かれ、9時30分に第1班が豊里停留場南部の地下部をスタート。幅75?程度の狭 い線路わきをゴール地点の太子橋今市停留場に向かって進んだ。出発地点から約750m、淀川の真下約25mの 深さの位置に設けられた休憩所に到着。ここで参加者たちの声を拾ってみると、「素晴らしい、本当に感動し た」(60代主婦)、「スケールの大きさに驚かされた。いい体験ができた」(20代男性)、「ボランティアの 方に誘われて参加したが、楽しい思い出ができた」(60代視覚障害の高齢者)などと地下鉄工事現場での体験 に様々な思いを巡らせていた。参加者たちは一息ついた後、太子橋今市駅めざして元気一杯に歩き始め、全員 見事に1.6?を完歩した。
2006年02月17日
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