近畿整備局、道の駅「藤樹の里あどがわ」16日オープン
高島市安曇川町は、滋賀県の北西部に位置しており、道の駅「藤樹の里あどがわ」が設置された一般国道161 号は、京阪神と北陸地方を最短距離で結ぶ重要な路線。長距離ドライバーや休日の観光交通を含めて交通量は 年々増加し、1日当たり平日で約1万9,000台、休日で約2万台を数えている。 同施設は、安曇川町の歴史文化ゾーンの中にあり、文化的歴史資源、伝統工芸品などの各ゾーンが隣接。この ため道路利用者がただ休憩施設として利用するだけでなく、散策しながら豊富な自然や文化遺産にふれること によって旅の疲れを癒せることも考慮して計画された。 施設内容は、駐車場115台、トイレ37器(身体障害者用も完備)、公衆電話、情報提供・休憩・地域食材提 供・地域農林水産特産品販売・郷土食材調理工房の各施設のほか、地場産業の「近江扇子」の体験工房、「ア ドベリー」を使った商品販売施設を設け、幅広く利用できるよう工夫を凝らしている。さらには、地域防災拠 点として、地震災害時などの被災者・帰宅困難者に一時避難場所を提供したり、非常用発電・給配水の設備も 備えている。 【写真:完成した「藤樹の里あどがわ」】
2006年06月12日
▌トピックス
▌新着建設ニュース