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近畿整備局管内の17年度末下水道整備状況

 普及率は1.1%アップの82.2% 琵琶湖・大阪湾の水質保全も向上へ  近畿地方整備局はこのほど、管内の2005年度末における下水道整備状況(下水道処理人口普及率、都市浸水対 策達成率、下水道水環境保全率、高度処理人口普及率)をまとめた。 それによると近畿地方の下水道処理人口普及率は、全国平均69.3%(前年度68.1%)を上回る82.2%(前年度 末81.1%)と2004年度末に比べて1.1%アップした。 新たに和歌山県の美浜町で供用開始するなど、全体で処 理人口は約24万人増え約1,765万人となっている。 普及率が80%以上の都市は、224市町村のうち79市町村。府県別では滋賀県が2.1%増加し80%の大台に達し た。近畿で最も高いのは兵庫県の89.1%(全国3位)、次いで大阪府の89%(同4位)、京都府の87%(同6 位)、滋賀県の80.3%(7位)。奈良県は68.1%(同14位)、福井県は62.9%(同19位)で、和歌山県は 14.3%(同46位)と依然低い状況にとどまっている。第1位は東京都の98.4%、第2位は神奈川県の94.5%。 政令都市別では、大阪市が100%で第1位、京都市が99.1%で8位、神戸市が98.4%で9位、堺市が88.8%で 14位となっている。 都市浸水対策達成率は58%(前年度57.6%)で、全国の平均値52.7%(同51.9%)を上回った。1年間で整備 された面積は、甲子園球場の約281個分に相当する約1,114haとなっている。2004年の台風23号による豪雨で は、京都府南部の桂川右岸流域や東大阪市などで雨水幹線の部分供用により浸水被害を軽減する効果ったとい う。しかし、まだ整備が必要な面積は約9,400haあり、住民の生命・財産を守る雨水対策の積極的な推進が求 められているのが現状だ。 下水道水環境保全率は36.6%、高度処理人口普及率は34.8%と、いずれも全国平均を上回った。高度処理では 全国1位の滋賀県(80%)をはじめ、京都府や大阪府で38%を超えるなど、琵琶湖や大阪湾を中心とした水質 保全が急務な地域で整備が着実に進められている。大和川も全国の1級河川の中でワーストワンを争う状況だ ったが、下水道事業の取り組みにより水質は徐々に改善の傾向をみせている。しかし、高度処理の整備もまだ 十分とは言えず、合流式下水道の改善率も18.5%と低い。水環境保全の観点から、今後は高度処理・合流式下 水道の一層の促進が急がれている。

2006年08月26日
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