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新都市社会技術融合研、新たに5つの研究テーマを設定

来年2月にセミナーを開催 新都市社会技術融合創造研究会(委員長・大西有三京都大学大学院工学研究科教授)はこのほど第11回委員 会を開き、プロジェクトのチームの活動状況を報告するとともに今年度の事業計画などを決めた。事業計画で は、来年2月にセミナーを開催するほか、新たに5つの研究テーマを設定、今後、ワーキンググループ(W G)で検討することを申し合わせた。 同研究会は、産・学・官連携による新しい技術の研究・普及を進めるため、京都大学大学院、大阪市立大学大 学院、近畿地方整備局、日本道路建設業協会、日本土木工業協会関西支部、建設コンサルタンツ協会近畿支部 が参画して2002年度に設立。4年が経過した現在、一つのプロジェクトチームが研究を終了し、現在、六つの プロジェクトチームが活動を進めている。 今年度の事業計画では、引き続きプロジェクトチームの活動支援を行うとともに、新たな研究テーマの発掘に 向けてWG活動推進、プロジェクトチーム設立支援を行うとしている。終了した研究成果は、セミナーを通じ て報告。WG活動推進は、定期的に会合を開き、道路技術に関するシーズとニーズについて情報交換を行う。 また、リーフレットやホームページもプロジェクトの研究概要や新しいプロジェクトなどを紹介するため、内 容を更新する考え。活動中、新テーマのプロジェクトは次のとおり。 【活動中】 「透水性舗装の現状把握及びそれの各種都市環境への影響評価手法の確立」(実験継続中。2月のセミナーで  報告予定)  ▽「ITSを活用した道路交通ネットワークの高度化に関する研究」(歩行者系道路システムについて今年   度継続)  ▽「既設構造物の延命化技術に関する研究」(1年研究期間を延長)  ▽「橋梁のコスト縮減構造に関する研究会」(今年度末に報告書をまとめる予定)  ▽「排水性舗装混合物リサイクル技術の研究」(今年度に試験舗装を実施、来年度に追跡調査を行う予定)  ▽「道路トンネル健全性評価技術の研究」(現状トンネルデータの整理・分析を実施中)。   【新テーマ】(いずれも仮称)  ▽「ITSを活用した道路交通ネットワークの調査・評価手法に関する研究」(正式な手続きへ)  ▽「積雪寒冷地における舗装の耐久性向上及び舗装に関する研究」(プロジェクトチーム設立に向けて調整   中)  ▽「鋼橋の疲労亀裂進展シミュレーション手法の開発とその維持管理への応用に関する研究」  ▽「景観性に優れたプレキャストアーチカルバートを含む盛土構造に対する耐震性の検討」  ▽「道路防災モニタリングネットワークシステムの構築に関する研究」(産との調整、設立に向けて準     備)。

2006年09月22日
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