BCS関西現場見学会、なんばパークス第2期建設工事
見学会では、初めに西川委員長が、「将来、建築業界を目指す学生に対する見学会は委員会活動最大のテーマ でもあり、実際の現場を見ることによって建築の仕事を理解してほしい」と挨拶。次いで大林JVの山辺秀夫 統括所長が、「工事の見所は植栽を施したオープンモールなどで、また工事では工場化製品を多用しているが 手作り感にあふれた苦労する建物となっており、複雑な形状も見ていってほしい」と見学の成果に期待を寄せ た。 パークス2期工事は、商業棟2期として地下SRC造3階地上S造10階塔屋1階、延床面積7万6,600?、緑 地2,000?、広場・通路1,500?などを整備する。 商業棟は、専門店や大型専門店、飲食街のほか、大型シネマコンプレックスで構成。1期棟とは地下3階地上 3階まで連結する。 見学では、担当者の案内により九階から順次下層階を見て回り、各階で実施されている作業をつぶさに見学。 特に、1期棟ととの取り付け部分などでは熱心に説明に聞き入っていた。また、現在は工事の最盛期にあた り、当日も約500人超の作業員が入場者しており、専門的な工事の様子も目に触れることができた。 同工事は、昨年5月に着工し今月から屋上庭園への土入れを開始したところ。進捗率は約82%で、2007年3月 の竣工を予定している。現在、約1万時間の無事故・無災害記録を継続中。基本・実施設計は大林組本店一級 建築士事務所、デザイン協力はジャーディ・パートナーシップ・インターナショナルINC、監理は南海都市 創造、高島屋、大林組設計室が担当。
2006年10月27日
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