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釜本邦茂(財)日本サッカー協会副会長が講演

「熱いハートを燃やせ」 (財)日本サッカー協会副会長の釜本邦茂さんは11月29日、「熱いハートを燃やせ S AFETY FIRST 」をテーマに、ルビノ京都堀川(上京区)で講演した。講演 会は京都府労働局と京都府、(独)雇用・能力開発機構京都センター、(社)京都府建 設業協会の主催による2006年度「京都建設雇用改善推進大会」の一環で実現したもの で、京都の中小建設業者など関係者約140人が釜本さんの熱い語りに耳を傾けた。 ※写真:力強く語る釜本さん
釜本さんはサッカー協会副会長、大学教授(客員)を務めながら、現在も全国各地で少年サッカー教室を開催 し、育成・指導に励んでいる。「スポーツでも仕事でも勉強でも同じで、目標を設定して希望を持ったら ハ ート をメラメラと燃やしてほしい」と力を込めた。また、「若い人たちが未来への希望に向かって何かを始 める時は必ず、心から熱くなってほしい」と若者へエール贈った。 他に、少年サッカーの育成・指導という立場から、「サッカー選手として九十分間をフルに走れるためのスタ ミナやスピード、スピリット、サイエンス(思考力)は当たり前に必要なもの。では、何を持っていないとい けないのか、それをプロ選手を志す子供や選手たちに気づかせるのが指導者の役割である」と話した。「サッ カー選手として大切なことは、自分の頭でで考えそれを実行に移すこと。つまり、それはサッカー選手に限ら ず、すべての子供や大人たちに通じることではないだろうか」と強調した。 釜本さんは高校一年から現役を引退するまでの数十年間、センターフォワード一筋。「得点することだけを考 えてプレーしてきた。だからこそ、1人のサッカー選手として実績を残すことができた」。最後に「目標を達 成するには何が必要か、生きていくためには何を身に付けなければいけないのか、しっかりと今、考えるべき である」と訴えた。 釜本さんは山城高校2年でユース代表、早稲田大学一年で日本代表に選ばれた。東京・メキシコオリンピック に日本代表として出場し七ゴールを挙げ得点王となり、全日本の銅メダル獲得に貢献した。日本サッカーリー グ時代はヤンマーで活躍、リーグ通算202得点を達成し不滅の記録を残す。また、Jリーグ発足と同時にガン バ大阪の監督に就任し、92年から94年まで指揮を執った。京都出身。63歳。  
2006年12月07日
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