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榎並工務店の安全大会 ゼロ災エナミ達成へ

(株)榎並工務店(榎並靖博社長)の「第19回安全大会」が7日、大阪市住之 江区のホテルコスモスクエア国際交流センターで開催された。大会には榎並 社長はじめ同社協力会各社代表ら約280人が参加し、災害絶滅による‘ゼロ災 エナミ‘の実現を誓い合った。大会では初めに、開会の辞として道井乾・安 全衛生委員長が挨拶。道井委員長は、「昨年度の事故は殆どが不注意による もので、安全確保は自らの責務だ」としながら、今年同社が創立80周年を迎 えたことから、「その歴史の重みを振り返り、新たな気持ちで基本原点を見 直し、もう一度ゼロ災エナミを達成しよう」と災害防止への決意を新たにし た。
次いで挨拶に立った榎並社長は、昨年度を振り返り「その結果を真摯に受け止め、原因究明と対策を全員の 共通事項としたい」とし、今年度も安全計画に基づいた活動を展開するとしながら、「安全活動は事業場、 職長など一人ひとりの協力なしではできず、理屈でなく行動で実践してほしい」と訴え、「創立80周年を再 びゼロ災害エナミとして意義のある年となるよう一体となって取り組んでほしい」とさらなる努力を呼びか けた。 また来賓祝辞では、大阪中央労働基準監督署の新川静男署長が、「ダンピングにより工事での安全コストへ の影響と経験者の大量退職による安全水準の低下が懸念される」と現下の課題を指摘。このため作業所長を 中心とした、安全宣言運動や安全衛生マネジメントシステムの導入を挙げ、「一人ひとりの意識向上と危険 に対する感受性を磨いてほしい」と今後の取り組みに期待を寄せた。 大会ではこのほか、安全活動に功績のあった作業所等に対する安全表彰や安全の誓い、特別講演などが行わ れた。
2007年06月11日
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