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大阪府改革PTと各部局の議論 都市整備部、今年度の予算削減を受け入れ

 安威川ダムの分離発注を提案  大阪府の橋下徹知事直轄の改革プロジェクトチーム(PT)がまとめた財政 再建プログラム試案(PT案)について、PTと都市整備部との議論が24 日、大阪府庁で行われた。議論には、橋下知事や小河保之副知事らとPTメ ンバー、都市整備部からは福田保部長以下、各課長や参事などが出席し、P T案でも見直しが必要とされた安威川・槇尾川両ダム事業などについて意見 を交わした。今年度予算について福田部長は、PTが示した20%削減案につ いて「今年度は受け入れる」との方針を明らかにした。 議論では、都市整備部から示された事務事業の「ダム建設事業(安威川ダ ム、槇尾川ダム)」「泉佐野丘陵緑地整備事業」「都市基盤施設の整備」 「都市基盤施設の維持管理」と出資法人の「大阪府都市開発?」の五項目に ついて、各担当者が計画の推移や現状、PT案による課題について説明を行 った。 来年度の本体着工が見送りとされた安威川ダムは、河川改修事業が94%、付 替道路70%、用地買収で99%の進捗を見ており、69戸の代替宅地への移転も 完了している。また、今年度の着工が見送られた槇尾川ダムは、用地買収で 92%、付替道路30%で、ダム本体の実施設計を終えていた。
これらの現状に対して、予算削減により安威川ダムでは各種事業に2から3年の遅れが生じるとした。特に 付替道路は、地元の生活再建対策として位置付けられており、「2010年上半期での全面供用開始を約束して いる」とし、残土処分地として借受した農地の返還にも影響があるとしたほか、「地元との信頼関係を大切 にダム事業を着実に推進する」とした前知事との約束が履行できないとされた。 これに対しPTからの、「ダムの完成時期は明示しているのか」との問いには「平成20年代半ばとされてい る」とし、「地元に理解を求めることは可能か」については、「地元の理解と協力があってここまでこれ た」とし、そのためにも生活再建対策は重要だとした。  これらを踏まえた上で福田部長は、今年度はPT案を受け入れるとしながら、安威川ダムでは、生活再建 対策に必要な事業費を確保するとともに、「治水対策の着実な推進のため2009年度は転流工、2010年度に本 体着工したい」と、分離発注案を示し、槇尾川ダムは、「今年度の本体着工見送りはやむおえないが、来年 度には着工したい」との意向を示した。 都市基盤の整備と維持管理では、道路整備に関して「今年度はやむなしと思うが、来年度以降は考慮してほ しい」との要望に、PT側から「少なくとも(改革期間中の)3年間は対応をお願いする」と回答。これに ついて福田部長は、「1つの事業は計画から完成まで数年かかり、1年では全て出来ない。何年か先を見通 して事業が成り立つもので、2009年度、2010年度の事業は時期が来れば議論したい」とした。 インフラ整備に関して福田部長は、「整備と維持管理は車の両輪」としながら、整備・維持管理事業とも 「今年度はPT案で実施するが、各現場でも財源確保に積極的に取り組んでいる」と強調しながら、今後も 課題を検討し、議論を続けていきたいとした。
2008年04月28日
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