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新名神高速道路開通後3ヶ月 整備効果と交通状況(速報)

 周辺地域に活性化の兆し  今年2月23日に開通した新名神高速道路(亀山JCから草津上田IC間、延長49.7?)に関して、西日本高 速道路(株)と近畿地方整備局らでは、周辺地域の活性化と一般国道の渋滞が緩和されたとする道路整備効 果(速報)を発表した。開通後3ヶ月間の整備効果と交通状況をまとめたもの。 整備効果では、新名神高速道沿線の観光客が増加し、広域的な交流が活発化、特に関西圏から、伊勢や鳥 羽、志摩方面(伊勢自動車道)への休日交通が、前年に比べ約2,700台増加。また、高速バスは2路線20便が 新設され、既存路線でも8路線47便が新名神を経由するルート変更が確認された。 走行環境では、新名神に並行する一般国道一号の滋賀県内では、それまで著しかった渋滞・混在が概ね解 消。一般道では、亀山市役所から草津市役所間(約60?)の所要時間が、開通前に比べて約30分の短縮とな った。また、名神高速道路での事故に伴う通行止めでは、最大で約200台/時間が新名神に迂回したものと見 られ、名神高速道路の代替機能が発揮されたとし、事故や災害時の迂回路としての効果が示された。 交通状況では、開通後3ヶ月間の平均交通量は1日あたり約2万9,300台で、開通後1ケ月の約2万8,100台 と同程度の交通量となっている。また、名神高速道路では、昨年同期に比べ、1日あたり約1万4,000台が減 少していることから、新名神高速道路への転換が図られているとし、その一方では、名神高速草津JCTか ら瀬田東JCTは約8,000台、東名阪自動車道・鈴鹿ICから亀山JCTは約1万6,000台と、それぞれ1日 あたりの交通量が増加している。 これらにより、名神高速道路の草津以東では昨年度に比べ渋滞が減少し、東名阪自動車道と名神高速道路の 草津以西は増加した。

2008年06月13日
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