中之島ダイビル新築工事 大規模現場見学会
中之島ダイビルは大阪市の「中之島西部地区開発構想」に基づき、大阪のランドマークとなる建物を創出す るもので、先月開業した京阪電鉄中之島線「渡辺橋駅」と、地下鉄「肥後橋駅」と接続されることで、交通 面の利便性も期待されている。外に張り出した柱・バルコニーがひさしの役割を果たし、眺望と明るさを確 保しながら日射を遮蔽、断熱性の高いLow−E複層ガラスを採用し空調負荷を抑制するエコロジカルファ サードとし、柱を窓より外側へ設けることにより、室内に無柱・整形空間が実現。デットスペースがなくな り、効率的なレイアウトが可能という。 ビルはS(一部RC、SRC)造地下2階地上35階塔屋3階、建築面積2,693・04?、延べ7万9,467・08 ?、最高高さ160mの規模で、工期は2006年10月から2009年3月の予定。設計は日建設計。地下1階は駐車 場、機械室、1階はエントランス、2・3・5階は店舗、カフェテラス、6から35階は事務所。進捗率は 74・7%(11月10日現在)。学生らは、LGS組立、システム天井(照明結線)などが進む現場内をスタッ フに質問したり、写真撮影するなどしながらつぶさに見て歩き、見学後は質疑応答の後、「大規模な現場 で、建築の持つ圧倒的な影響力を感じた」などの感想を述べていた。
2008年11月18日
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