大阪市営地下鉄「今里筋線」開通、発車式

 関市長ら関係者が祝う  大阪市営地下鉄今里筋線（井高野から今里間、営業延長11.9?）が2000年３月 の工事着手から約６年半の工事期間を経て、24日に営業を開始した。リニアモ ータ駆動方式の地下鉄で、東淀川区域に位置する井高野から鴫野を経て、東成 区域の今里に至る建設延長12.1?、新設駅11駅の路線。また、同日10時から井 高野駅で開通発車式が行われた。 発車式には関淳一大阪市長、島崎有平近畿運輸局長、坂井良和大阪市会議長、 岡本勉大阪市交通局長、小南かおる大阪市会交通水道委員長、高田雄七朗大阪 市会副議長ら関係者約250人が出席した。乗務員への「レイ」の贈呈が行われ た後、関市長が挨拶に立ち、「今里筋線の開通で市内東部の交通利便性は大い に向上し、まちづくりや地域の活性化の促進が図られると共に、新路線が都心 や地域外に至る地下鉄路線、ＪＲ、京阪電車と交差連絡することで、各沿線相 互の交通アクセスの短縮に寄与することを期待したい」と述べた。 来賓挨拶では、坂井市会議長、島崎運輸局長が祝辞を述べた後、関市長、坂井 市会議長、島崎運輸局長が運転始めの鋏入れ（テープカット）を、また同時に 岡本交通局長、小南交通水道委員長、高田市会副議長がくす玉割りを行い、出 席者一同、待望の大阪市営地下鉄「今里筋線」の開通を喜び合った。
この後、井高野駅から今里駅への特別試乗が行われた。試乗後、関市長は報道陣のインタビューに応じ、「揺 れも少なく、静かで乗り心地が良い。安全な交通機関という印象を受けた」と力を込めた。 ※写真上：運転始めの鋏入れを行う関市長（前列中央） ※写真下：発車式の後、「レイ」に試乗する関市長（正面）
2006年12月25日