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人材確保・育成「近畿ブロック会議」を開催 国交省モデル事業拡大へ

 インターンシップの報告なども  国土交通省並びに財建設業振興基金らで構成する建設産業人材確保・育成推 進協議会による「2008年度近畿ブロック会議」が11日、大阪市内のホテルで 開催された。会議には、大阪労働局と近畿2府4県の各建設業協会の代表ら が出席し、各団体が実施した現場見学会やインターンシップ等の活動報告と 意見交換などが行われた。
会議では、初めに幹事協会を代表して、大阪建設業協会の森本晴夫副会長が、金融不安や工事量減少による 競争激化など、現下の厳しい状況に触れながら「どのような状況でも、優秀な人材の確保と育成への努力は 続けていかなければならない。そのためには従事者がその使命を認識する必要がある」とし、今後も継続し て各種取り組みの実践を訴え、会議を実りあるものとしたいーと挨拶した。 引き続き、建設労働をめぐる最近の情勢について、国交省総合政策局建設市場整備課の長谷川周夫・労働資 材対策官が報告。この中で、今年度から実施している人材確保育成モデル事業について、来年度は実施箇所 を五箇所とすることや、基幹技能者の確保と育成、活用に関し、「元請がその必要を認識することが大事だ が、発注者もその位置付けをきちんとする必要がある」とし、制度の充実と総合評価方式での運用を検討中 であるとした。 次いで、各建設業協会が昨年度に実施した、高校生などを対象とした現場見学会やインターンシップ、セミ ナー、体験就労の取り組みについて順次、報告が行われた。この中では、インターンシップを体験した生徒 の入職率が高いことや、進路決定に際して有効であるなどの意見が寄せられた。 また、企業による実際の人材確保・育成の事例として、神戸市の山田工務店から‘わが社の「人材の採用・ 活用・定着・育成」策‘の発表が行われたほか、建設業振興基金から、「建設しごとポータルサイト」と作 文コンクールについての説明、意見交換などが行われた。
2008年11月17日
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