戸田建設ら、重金属類汚染土の簡易分析技術を開発
これら簡易分析技術は、戸田建設らが現場で低コスト、リアルタイムに判定できる技術をめざし開発を進めて いたことから、この公募に応募。その後、都から提供された試料を用いた実証実験の実施、東京都環境科学研 究所によるクロスチェック、ヒアリング、学識経験者による委員会の審議を経て、今回の共同研究の簡易分析 技術が同条例に適用可能な技術であるとの評価を受けたもの。 なお、今回の公募には28技術の応募があり、13技術が選定され、そのうち4技術が戸田建設らが共同開発を進 めている技術となっている。 戸田建設ら4社では今後、対象分析項目の拡大とさらなる精度向上、簡素化、時間短縮、コスト低減、検知管 を用いて簡単に現場で分析できる方法を追求していく。特に、自然的原因による汚染の可能性がある砒素、 鉛、フッ素、ホウ素の簡易分析法には注力し、土壌汚染対策法で対象外となっている自然的原因の汚染土につ いても、汚染の有無の判定を行い、適正に処理していく考え。
2006年05月27日
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