近畿地方整備局研究発表会、197課題の論文を発表
開会のあいさつに立った日比文男副局長は、まず研究発表会の大きな目的として、官民相互の研鑽の場、研究 成果を的確に国民に伝える場、他人の研究内容にも耳を傾け今後の参考にする場の三つの役割を挙げ、「今年 度は行政サービス部門を新たに加え内容を充実させた。昨年度の聴講は約1,500人を数え大きな成果を得た が、今年度もさらに多くの人に参加していただき、この2日間、実りのある結果になることを期待したい」と 述べた。 今回の発表課題は?コミュニケーション部門?まちづくり・地域づくり部門?調査・計画・設計部門??調 査・計画・設計部門??施工・安全管理対策部門?防災・保全部門?新技術・新工法部門?行政サービス部門 に分け、197課題の論文が七つの会議室を使って各担当者がスライドをまじえながら詳しく解説。また、ロビ ーでは社会資本の充実に向けた近畿整備局の施策などを紹介したパネルを 展示した。 発表された主な論文は▽自律移動支援プロジェクトの推進に向けたモニター実証実験▽シビックコア地区整備 について▽白屋地区地すべり対策工事実施設計の評価▽東南海・南海地震への対応から夢洲トンネル▽関西国 際空港2期用地造成における転圧締固め工法について▽豪雨・洪水災害の減災を目指して▽高精度航空測量に よる3次元GISを活用したダム管理についてーなど。
2006年07月14日
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