三菱樹脂(株)「リサイクルシマス」、下水道協会の認定取得
同製品は、同社が独自開発した塩化ビニル樹脂の三層射出成形技術により、使用済み塩ビ管などを粉砕したリ サイクル原料を中間層に入れ、内外層に通常の塩化ビニル樹脂を使用した三層構造になったもの。2003年の発 売以来、環境への取り組みに先進的な自治体を中心に採用を増やしており、すでに全国100以上の自治体で採 用されている。 こうした採用実績をベースに、昨年、日本下水道協会の「認定適用資器材?類」への登録申請を行い、独自の 低温耐荷重試験を含めた荷重試験や耐薬品性試験、ビカット軟化温度試験等の性能テストと製造設備、検査設 備の審査を受け、いずれも規定値を満たしていることが確認されたため、今回、正式に「認定資器材?類」と しての認定をうけたもの。下水道業界の実質的な採用基準である同認定を受けたことで、今後は全国の自治体 でさらなる採用拡大が期待される。 同社では、日本下水道協会の認定品として、リサイクル三層ますやリサイクル三層管などのリサイクル製品の 普及に積極的に取り組むとともに、昨年発売したリサイクル三層継手も同様に認定をめざすなど、下水道配管 のリサイクル化を推進していく考え。 【写真:「リサイクルシマス」】
2006年07月25日
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