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CM協会関西の定例会

◇◇◆公共工事のCM活用事例など◆◇◇      榊原氏(前田建設工業)らが講演   日本コンストラクション・マネジメント協会(日本CM協会)関西支部(三宅 秀則支部長)は11月29九日、大阪市中央区の?竹中工務店大阪本店・九階 会議室で「第二十回支部定例会」を開催し、公共工事のCM方式について業務 する側及び発注者側からの取り組みや成果、課題などについて講演が行われ た。   関西支部の金多隆副支部長の開会挨拶に続いて、まず北陸地方整備局発注の 「信濃川下流河川災害復旧等関連緊急事業」で、CM業務を担当している前田 建設工業?信濃川CM作業所の榊原秀之所長が講演した。 榊原所長はこの中で、平成16年度から20年度まで行われる同事業の概要と ともに、ピュアCM方式を採用したことや、施工準備段階から施工段階まで運 用されることを説明。また、平成17年度は工事車両識別プレートなど30件 の技術提供の実施例を紹介した。
【写真上】:CM協会関西の定例会 【写真下】:講演する榊原所長 そのほか、CMRの提案によって土砂の受入可能範囲が拡大し、これに伴う購入土砂の減少で約900万円の コスト縮減を実現できたことを報告。課題としては、CMRに決定権がないことや介在することで案件処理に 時間を要することなどをあげたが、これについてはバズソーシステムの導入による情報の共有化で改善される ものとした。   また、この後は北陸地方整備局信濃川下流河川事務所の横山正一・技術副所長が、同事業でのCM業務の活用 について発注者側から見た具体的な取り組みや導入効果、課題などについて説明。課題としては、発注者とC MRの役割分担の明確化をあげるとともに、評価については前述の約900万円のコスト縮減の実現などを示 した。
2006年12月04日
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