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兵庫県「阪神北広域こども急病センター」診療を開始

休日・夜間における、比較的軽症な子ども(15歳未満児)の急病疾患の診療 を行う初期救急医療機関として、阪神北圏域の3市1町(伊丹市、宝塚市、 川西市、猪名川町)が3市医師会と兵庫県の協力を得て運営する「阪神北広 域こども急病センター」(伊丹市昆陽池2丁目10番地)が1日、診療を開始 した。鉄筋コンクリート造2階建て、延べ床面積901.51?の規模で、近隣の 公立病院との連携のもと、広域的な小児初期救急医療の提供などを行ってい く。
兵庫県、3市医師会(伊丹、宝塚、川西)及び3市1町(伊丹市、宝塚市、川西市、猪名川町)の共同出資 により2007年8月20日に設立された財団法人阪神北広域救急医療財団が管理運営する「阪神北広域こども急 病センター」は、伊丹市役所から北西へ徒歩約5分の伊丹市昆陽池2丁目10番地に位置しており、休日及び 夜間等における小児科診療事業、小児救急医療電話相談事業、小児救急に関する知識の普及などの啓発事業 を展開していく。 ▽初期小児救急医療に特化した時間外診療機能を備え、住民の安心できる子育ての拠点となる ▽トリアージ基準を明確にし、後送病院とのネットワークの下で役割分担する ▽地域子育て支援グループと連携し、適正受診の指導を行う ▽小児プライマリーケアの医師・看護師の研修施設としての機能を備える ーという基本理念と役割に基づいて運営される同センターの構造規模は、鉄筋コンクリート造2階建て、延 べ床面積901.51?。診察室(四室)、処置室、回復室、観察室、臨床検査室、レントゲン室、薬局、総合待 合、隔離待合、プレイコーナーなどで構成されている。 診療時間は、平日が8時から翌朝7時、土曜日が15時から翌朝7時、日曜・祝日・年末年始(12月29日か ら1月3日)が9時から翌朝7時。検査等の内容は、血液検査、生化学検査、血液ガス、便検査、ウイルス 細菌簡易検査、心電図検査、エコー検査、薬剤血中濃度検査、レントゲン撮影などとなっている。 夜間・休日における子どもの急病に対する初期小児救急医療を通じて、安心の子育て、子どもの健やかな成 長のために地域社会に貢献していく「阪神北広域こども急病センター」の開院により、地域の安全・安心の 輪が広がり、広域連携にも一段と拍車がかかっていく。
2008年04月03日
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