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JIA近畿 映像と語りで綴る吉田鉄郎

 大阪・東京ふたつの中央郵便局、9月13日、毎日インテシオで  (社)日本建築家協会近畿支部(吉羽逸郎支部長)では、映像と語りによる‘日本における近代建築の原点  吉田鉄郎の作品大阪・東京ふたつの中央郵便局’を9月13日、学校法人常翔学園大阪センター(大阪市北 区梅田3−4−5、毎日新聞ビル・毎日インテシオ内)で開催する。 1952年、その著書である「JAPANSCHE ARCHTEKTUR」「日本の建築」で、日本建築学会 賞を受賞した建築家の吉田鉄郎。今年5月、吉田の出身新地である富山県のテレビ局が、作品と人物像にス ポットをあてたドキュメンタリー番組を放映した。番組では、吉田と親交のあった建築家や親族へのインタ ビュー、ドイツの出版社への取材を通して見つかった新たな発見などを通じて、日本おける近代建築のある べき姿を模索する吉田の人物像を浮かびあがらせようと試みていた。 この番組を契機に今年6月、映像鑑賞と、建築史研究者、東京中央郵便局を重要文化財にする会のメンバー らによるシンポジウムが開催され、吉田鉄郎が目指した日本おける近代建築の原点についての議論と、東 京・大阪二つの中央郵便局庁舎保存への願いが高まったことから、今回、大阪でも開催することとし、建築 家が託した建築の存在価値の理解を深め、近代大阪の都市と建築に保存と活用の課題についてを考えようと するもの。 内容は、ドキュメンタリー番組の放映と富山テレビの東亜希子さんによる「吉田鉄郎とドイツでの出版」、 JIA会員の南誠一郎・芝浦工業大学教授の「未来につなぎたい吉田鉄郎からのメッセージ」のほか、足立 裕司・神戸大学大学院教授による解題、松隅洋・京都工芸繊維大学準教授がコメントを寄せる。 時間14時から17時(開場13時30分)まで、先着180人。参加費は一般千円(資料代)、学生は無料。会場にて 当日受け付ける。JIA近畿のほか、社日本建築学会近畿支部、DOCOMOMOJapan、近畿産業考 古学会の共催。後援は社日本建築協会、社大阪府建築士会、社大阪府建築士事務所協会。 問い合わせは、JIA近畿支部(電話06−6229−3371)まで。

2008年09月01日
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