阪神連立事業(鳴尾工区)で安全祈願祭 工事の無事・安全を誓う
来賓祝辞では、中西一人・兵庫県阪神南県民局長、池谷敬一郎・西宮市土木局長、鳴尾協議会の丸尾彰雄副 会長が、それぞれ工事の無事完成を願う祝いの言葉を送り、事業の果たす役割とその効果に期待を寄せた。 最後に施工者を代表して鴻池組の寺西副社長が、「事業者の意向を充分に汲み取り、関係各位の指導の下、 一丸となって工事に臨む」とし、「地元へのご迷惑を最小限に、をモットーに完成まで無事故・無災害でや りとげたい」と決意を述べた。 同事業は、西宮市甲子園浦風町から同市小松南1丁目の延長1,870mで、鳴尾駅の高架化を含めた立体交差に より、焼屋敷・八幡前・鳴尾駅西・小曽根・寿町・西開の6つの踏切を除去するとともに、併せて都市計画 道路と新設2路線を含めた九路線の交差道路を整備。これにより道路交通の安全性と円滑化を図り、市街地 の一体化により地域活性化につなげるもの。 工事は、全体を3つの工区に分け、第1工区を鴻池・森本・熊谷特定JV、第2工区を戸田・ハンシン・東 洋特定JV、第3工区を錢高・西松・森長特定JVが担当。施工に際しては北側仮線方式(標準部)とし、 現在の上り線の北側に仮線及び仮線時の仮側道を設け、本線真上に高架橋を建設する。 2010年度から仮上り線、2011年度の仮下り線、2014年度には高架部下り線、2016年度には高架部上り線の切 替を順次、実施。2017年度から側道と交差道路の工事に着手し、事業の完了は2018年度を予定している。
2009年06月16日
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