兵庫県予算、建設事業費6.6％減

兵庫県2006年度予算案、一般会計２兆744億3,300百万円（前年比2.6％減） 兵庫県ではこのほど、2006年度当初予算を発表した。予算総額は３兆5,249億800万円（対前年度比率16.4％ 減）で、内訳は一般会計２兆744億3,300万円（同2.6％減）、特別会計１兆2,546億7,100万円（同34.6％）な どとなっている。一般会計おける普通建設事業費は3,030億7,199万5,000円で、前年度比6.6％の減となった。 《建設事業費は6.6％減》 普通建設事業費のうち、補助事業は1,276億5,261万円で前年度比11.1％の減、単独事業費は1,547億1,033万 6,000円の前年度比で４％の減少となった。また目的別では、土木費で前年度費3.4％減の2,866億7,634万 9,000円を計上している。 主な事業は次の通り。 ｛安全と安心の確保｝ ▽県有施設耐震化の推進＝103億円（御影高校等５校の体育館等）▽津浪対策等の推進＝1,402万円▽広域防災 拠点の整備＝３億2,507万円（淡路・阪神南各ブロック拠点整備）▽災害対策センターの機能強化＝３億3,062 万円（増築延べ768?）▽姫路警察署の移転新築＝７億3,831万円（2006年度 2008年度）▽構造計算再計算の 実施＝396万円▽アスベスト対策の推進（建築物対策の実施）＝２億2,840万円▽こども病院小児救急医療セン ター（仮称）の整備＝７億1,789万円（延べ1,190?、供用開始2007年度）▽新加古川病院（仮称）の整備＝14 億395万円（用地造成・実施設計）▽公共交通のバリアフリー化の促進＝２億5,587万円（鉄道駅舎エレベータ ー等設置支援）▽西播磨総合リハビリテーションセンターの開設＝４億2,075万円（2006年７月診療開始）▽ 総合リハビリテーションセンター中央病院・小児リハ病棟の整備＝2,124万円（調査・設計）▽兵庫県福祉セ ンターの整備＝１億2,433万円（全面建替約１万2,000?）▽県立障害者スポーツ交流館の開設＝１億8,133万 円（2006年５月開設） ｛未来への期待｝ ▽県立学校の整備促進＝33億6,907万円（外装改修、冷房設備等）▽産学連携共同実験棟の開設＝４億1,272万 円（ＲＣ造４階延べ1,500?、2007年２月）▽会計専門職大学院の整備＝２億6,518万円（ＲＣ造３階延べ 1,000?、2007年４月）▽兵庫県立大学附属中学校（仮称）の整備＝9,158万円（播磨科学公園都市内、2007年 ４月開設）▽ナノテクノロジーセンター（仮称）の整備＝２億6,439万円（ＲＣ造平屋延べ1,000?、2007年７ 月）▽県立考古博物館（仮称）の整備＝32億8,472万円（建築・展示・遺跡跡整備工事等）▽歴史博物館新展 開の推進＝７億9,296億円（全面リニューアル工事）▽スポーツ健康増進施設（尼崎の森中央緑地）の開設＝ 10億2,839万円（2006年５月） ｛地域の元気｝ ▽工業技術センター整備基本計画の策定＝300万円▽ものづくり人材大学（仮称）基本計画の策定＝300万円 （2007年基本・実施設計、2008年整備・開校）▽卸売市場の整備促進＝６億8,835万円（神戸中央卸売市場本 場一部の移転・整備）▽兵庫楽農生活センターの整備促進＝８億2,796万円（交流館延べ1.040?等）▽里山林 等整備事業の実施＝9,429万円（造成485ha） ｛新しいふるさとづくり｝ ▽コウノトリ自然博物館構想の推進＝500万円▽動物愛護センター支所の整備＝３億9,781万円（三木・淡路支 所）▽森林・野生動物保護管理研究センター（仮称）の整備＝５億1,487万円（実験研究棟延べ1.538?等、 2007年４月開設）▽エコハウスの開設＝8,022万円▽環境率先行動計画の推進＝６億2,958万円（省エネルギー 化改修等）▽余部橋梁の架替事業の実施＝２億5,600万円（延長370ｍ、実施設計・用地補償等）▽播磨臨海地 域道路計画調査の実施＝3,000万円（概略設計等）▽阪神野外ＣＳＲ施設の整備＝１億4,774万円（実施設計・ 整備着手）▽自然活用野外ＣＳＲ事業の推進＝４億2,764万円（国見の森公園等整備） ｛参画と協働の推進｝ ▽加古川総合庁舎・東播磨生活創造センターの整備＝２億7,303万円（総合庁舎の建替整備等）▽県単独土木 事業の県民局枠の充実＝100億円

2006年02月24日