大建協 品確法と総合評価方式講習会開催
講習会では、初めに主催者を代表して経営委員会の委員長である田中宏・大建協副会長が挨拶。田中副会長 は、業界が多くの課題に直面する中、「入札契約の新たな動きとして総合評価方式が試行されつつある」と し、大阪府でも試行導入が始まりつつあるとして、「今後、我々が直面する問題でもあり、この講習会で同 方式をよく理解してほしい」と講習の成果に期待を寄せた。 この後、建設VE技術センターの永妻勝義CVSが、品確法・総合評価方式のポイントについての解説を行 った。永妻CVSは、品確法のポイントとして、「価格偏重競争から価格と品質に優れた調達への転換」を 上げ、簡易型・標準型・高度技術提案型の三種類ある総合評価方式では、地方自治体では簡易型が最も多い と指摘した。 また簡易型・標準型での評価方法では、提案による得点を価格で割る「除算方式」を採用するところが殆ど だとし、評価項目では、「施工計画の得点が高く、また、その部分での評価が高い」などと説明したほか、 他府県での実施状況などを明らかにした。
2006年07月15日
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